きみのかたちがうつる
作品紹介
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渡山忠広(とやまただひろ)は槁ヶ丘(けやきがおか)学園にある科学部の幽霊部員。ある日、最近疎遠気味の幼なじみで上級生でもある科学部部長、真井めぐみ(まないめぐみ)に呼び出される。目的は最近噂になっている学園内の不思議現象を科学的に解明することだった。面倒くさく思いながらも、夜に同じ科学部員で同級生の檜上大祐(ひかみだいすけ)と後輩の志野美織(しのみおり)も交えて忍び込んでみることになる。しかし、それらしい発見をする前に忠広とめぐみは、この学園の学生と思われる男女が校舎に忍び込んでエッチをしているのを目撃してしまい、そこから焦って逃げた後、そのままうやむやのうちに解散してしまう。しかし次の日、その昨日見た男女と思われる人物が、鏡の前で不思議現象を見たらしいという噂が流れる。そしてそれについて調査すると、学園内には『鏡』についていろいろな噂が流れていることがわかる。ある人曰く、その鏡は夜のある時間に人の姿を映すと、映った人間のドッペルゲンガーが出現し、その人を数日以内に殺してしまう。またある人曰く、世の中に絶望すると鏡の中の世界に引き込まれる。さらにある人曰く、その鏡は幸せの鏡で、その前で念じていれば、願いをかなえてくれる等々……。そして校舎内にある鏡を調べれば何かわかるというめぐみの結論で、めんどくさがる忠広をよそに再び潜り込むことになるが……。